
英単語の意味が覚えられない…
そんな悩みを持つ中学生や英語初学者におすすめなのが「接尾語(Suffix)」の理解です。
接尾語とは、単語の語尾につくパーツで、その単語の意味や品詞を変化させる重要なヒントになります。
今回は、英語の中でも特に使われることの多い3つの接尾語を取り上げます。

前回は接頭語を紹介しました。まだ読んでない方は併せてお読みください。
1. -able(〜できる)
「-able」は、「〜できる」「〜することが可能な」という意味を表す形容詞の接尾語です。
be abel to〜で「〜することができる」という意味の英熟語もありますね!
覚えやすい例:
- readable:読める(read+able)
- washable:洗える(wash+able)
- understandable:理解できる(understand+able)
- breakable:壊れやすい(break+able)
- drinkable:飲める(drink+able)
- acceptable:受け入れられる(accept+able)
📌 コツ:動詞に「-able」がついたら、「〜できる」という意味になると覚えましょう!

2. -er(〜する人)と -ee(〜される人)
英語では、人の立場や役割を表すときに「-er」や「-ee」がよく使われます。
🔵 -er:〜する人(動作主)
- teacher:教える人(teach+er)
- player:プレーする人(play+er)
- writer:書く人(write+er)
- driver:運転する人(drive+er)
- speaker:話す人(speak+er)
- trainer:訓練する人(train+er)
- interviewer:インタビューする人(interview+er)
🔴 -ee:〜される人(受け手)
- employee:雇われている人(employ+ee)
- interviewee:面接される人(interview+ee)
- trainee:訓練を受ける人(train+ee)
- addressee:宛先の人(address+ee)
📌 コツ:「-er」は“〜する人”、“-ee”は“〜される人”とセットで覚えるとわかりやすいです!

3. -like(〜のような)
「-like」は、「〜のような」「〜に似た」という意味を表す形容詞の接尾語です。
likeは「〜を好む」という動詞以外にも「〜のような」という形容詞の意味もありましたね。
覚えやすい例:
- childlike:子どものような
- humanlike:人間のような
- birdlike:鳥のような
- dreamlike:夢のような
- ghostlike:幽霊のような
- shell-like:貝のような
📌 コツ:「○○+like=○○っぽい」と覚えておくと使いやすいです!

✨まとめ:接尾語を知れば英単語がぐんとわかる!
接尾語を意識するだけで、知らない単語の意味が予想できるようになったり、語彙の幅が広がったりします。
「-able=できる」
「-er=する人 / -ee=される人」
「-like=〜のような」
これらを頭に入れておくだけでも、英文の読解や単語テストで差がつきますよ!
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🔰この記事はこんな人におすすめ
- 英単語が覚えられないと悩んでいる中学生・保護者の方
- 英語初心者で語彙を効率よく増やしたい方
- 接尾語の基礎をわかりやすく学びたい方
✍️ 最後に
英単語は“ただの暗記”ではなく“意味で理解する”ことでグンと覚えやすくなります。
次回は、さらに実用的な接尾語「-ness」「-tion」「-less」などを紹介予定です。お楽しみに!

接頭語や接尾語を覚えるだけで、効率的に英単語を学ぶことができます!漢字も部首からイメージできるのと一緒で、英語もそうしたイメージがあります!ぜひ感覚を掴んで、楽に英語を覚えて行きましょう!See you! 👋
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