中学生のための英文法講座:三単現のsって何?ルールと使い方をわかりやすく解説!

本記事からわかること
  • 「He play soccer.」はなぜ間違い?三人称の基礎的な意味
  • 一般動詞と三単現のsの使い方
  • esの付け方ルールは「ソックスシュワッチ」で覚える!
本記事の想定読者
  • 小学生〜中学生の生徒
  • 小学生〜中学生の子供を持つ保護者
  • 英語学習に悩んでいる人
本記事の優位性
  • 10年以上中学校で英語を教えている英語教師が解説
  • 英語が苦手な生徒も得意な生徒もいる中で教えてわかりやすく教えてきた経験がある
パパ先生
パパ先生

今回は、英文法の中でも中学1年生がつまづきやすい三単現のsに特化した記事を作成していきたいと思います。日々の授業を受けたり、学習していく中での素朴な疑問などは、こちらでわかりやすく解説いたします!

「He play soccer.」は正しい?

英語でよくある間違いのひとつが「He play soccer.」のような、三単現(主語が三人称・単数・現在形)のときに動詞に「s」を付け忘れることです。

この「三単現のs」は、英語文法のなかでもつまずきやすいポイントのひとつ。ですが、一度ルールを押さえてしまえば、とてもシンプルです。

三単現のsは、日本語にはない表現なのでわからなくて当然です。

この記事では、三単現のsの意味・付け方・間違えやすい点などを、例文とイラストを交えてわかりやすく解説します。


三人称とは?三単現のsとは?

三人称とは、

「私とあなた」以外の人やもの

のことです。

友達と話しているときに、「〇〇ってさ〜」みたいな話している時の〇〇が三人称の人物です。なんだかあんまり良くない話をしていそうな雰囲気がしますが…。笑

三単現のsとは、

「三人称・単数・現在」の主語が使われる英文で、動詞に「s」や「es」などを付けるルール

のことです。

パパ先生
パパ先生

この時点でもうこんがらがっている人も多いと思います。笑

一緒にゆっくり確認していきましょう!

  • 三人称:I, you(私とあなた) 以外の人やもの(he, she, it, Tom, my dog など)
  • 単数:1人・1つを表す(数が1)
  • 現在形:現在の出来事を話す文(ここはややこしいので今回は割愛!笑)

次の例文とともに、確認していきましょう!

  • He plays soccer.(彼はサッカーをします。)
  • She goes to school.(彼女は学校へいきます。)
  • My dog likes the ball.(私の犬はそのボールが好きです。)

とにかく、主語が私とあなた(IとYou以外)で、数が1人・1つで現在の話をしているのであれば、動詞にs(es)をつけましょう!

次に、付け方のルールを解説していきます!


sの付け方ルール|「ソックスシュワッチ」で覚えよう!

三単現のsをつけるルールは次のように整理できます。

語尾がs, o, x, sh, chで終わる動詞:「es」をつける

動詞にそのまま「s」をつけます。

  • go → goes
  • watch → watches
  • fix → fixes
  • push → pushes
  • catch → catches

→「ソックスシュワッチ(s, o, x, sh, ch)」で覚えましょう!

語尾が「子音+y」

  • 「y」を「i」に変えて「es」
  • study → studies
  • cry → cries

子音とは、母音(a, i, u, e, o:日本語のあいうえお)以外のアルファベットのことです。

パパ先生
パパ先生

ここでよくある間違いが、playのsの付け方です。yで終わっているからiesかと思いきや、母音(o)+yなので、playsが正しい形となります。

不規則変化する動詞

  • have → has

三単現の動詞の不規則変化については、とりあえずここだけ押さえておきましょう!

どのルールにも当てはまらない場合

最後に、どのルールにも当てはまらないものには、単純にsをつけてあげましょう。

  • play → plays
  • read → reads
パパ先生
パパ先生

ルールが多くて大変かもしれませんが、これはとにかく何度確認したり、練習問題を解いたりして慣れていくしかないと多います。慣れれば問題ないです!


彼ら(they)は三単現?よくある間違いに注意!

三単現の対象となる主語

  • He / She / It
  • My brother / The dog / This book など

三単現のsをつけてはいけない主語

  • I / You / We / They(たとえ人であっても複数形の場合はNG)

⚠️間違いやすい例:

  • ❌ My friends likes music.(複数形なのでsは不要)
  • ⭕️ My friends like music.
  • ❌ Tom and Ken plays soccer.(人数が全部で2人であって単数ではないため、sは不要)
  • ⭕️ Tom and Ken play soccer.

三単現はあくまで「三人称・単数」が条件です。主語が複数であればsはつけません。


練習問題で確認しよう!

(  )内の動詞を正しい形に直しましょう。直さなくても良い場合はそのままにしてください。

  1. He (play) the guitar.
  2. I (go) to school.
  3. It (fly) in the sky.
  4. My father and I (have) a car.
  5. The dog (watch) the cat.
  6. My sisters (have) tennis racket.

解答&解説

  1. He plays the guitar.(主語が三人称単数、どのルールにも当てはまらないのでsだけ)
  2. I go to school.(主語が私なので、そのまま)
  3. It flies in the sky.(主語が三人称単数、子音+yなのでyをiに変えてesをつける)
  4. My father and I have a car.(主語が父と私の2人なので、単数ではないからそのまま)
  5. The dog watches the cat.(主語が三人称単数、語尾がchなのでesをつける)
  6. My sisters have tennis racket.(主語が複数なので、そのまま)

三単現の「s」をマスターしよう

  • 主語が「三人称・単数・現在」のときは動詞に「s」や「es」をつける
  • 語尾ルール:「s, o, x, sh, ch」は「es」、「子音+y」は「ies」
  • 不規則変化にも注意(have→has)
  • 「複数の主語」にはsをつけない点に注意!

間違えやすいルールですが、この記事のポイントと練習問題を繰り返すことで、自然と身についていきます。

パパ先生
パパ先生

まずはルールを自分なりにしっかり理解するまで読み込んでみましょう。そして練習問題を解く中で、引っかかってしまった問題には何度も挑戦してみましょう。Practice makes perfect! とにかく練習あるのみです!これからも頑張って一緒に勉強していきましょう!See you! 👋

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