子どものスマホ・YouTubeとの付き合い方|現役教師パパが語る健康と家庭ルールのリアル

育児

「最近、子どもがよく頭が痛いと言う」「朝なかなか起きられない」「やたら機嫌が悪い」――そんな悩みをお持ちの方へ。

パパ先生
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その悩み、もしかしたらスマホが関係しているかも知れません…。

この記事では、現役中学校教員であり二児の父でもあるパパ先生が、

  • スマホ・動画視聴が子どもに与える影響
  • 我が家で実践しているルール
  • 学校現場で感じるスマホトラブル
  • メリットとリスクの両面 を踏まえて、保護者として考えたい家庭での「付き合い方の工夫」を提案します。
パパ先生
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何でもかんでも制限しようとすればいいものでもありません。スマホはとても便利なツールであることには変わりなく、もはや生活必需品であるとも言えます。そんなスマホとの上手な付き合い方を一緒に考えていきましょう!


頭痛・体調不良が増加中?子どもたちの“見えないSOS”

実は、近年子どもたちの「頭痛」「倦怠感」「寝不足」など体調不良の訴えが増えているという報告があります。

文部科学省の資料(学校保健統計調査)では、児童生徒の不調の訴えで「頭痛」が上位に入っており、特に中学生・高校生では顕著です。

引用元:いこーよ総研アンケート 2024年7月19日実施

また、日本頭痛学会によれば、中学生の片頭痛の有病率は約4.8%、高校生では15.6%にものぼるとの報告もあります。(JHSガイドラインより

こうした背景には、就寝前のスマホやYouTube視聴の影響が大きいと考えられます。


就寝前のスマホが睡眠の質を下げる理由とは?

ブルーライトが「眠くなるホルモン」を止めてしまう

スマートフォンやタブレットの画面から出る「ブルーライト」は、眠気を誘うホルモン「メラトニン」の分泌を抑えることがわかっています。

夜にブルーライトを浴びることで、脳が「まだ昼間だ」と錯覚し、睡眠リズムが崩れることが指摘されています。(阪野クリニック|出典リンク

この影響を受けやすいのが子どもたちです。特に発達途中の目や脳は、大人以上にブルーライトの影響を受けると言われています。

さらにベネッセの調査でも、就寝前のスクリーンタイムが長いほど、睡眠の質が低下する傾向が報告されています(参考リンク)。

パパ先生
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こうしたデータからもわかるように、やはりスマホが睡眠の質を低下させ、十分な睡眠が取れていないことが原因で頭痛になることが多いのだと想像することができます。


我が家の取り組み:21時にテレビもゲームもシャットダウン!

我が家では、次のようなルールを設けています:

  • テレビは21時になると自動的にオフになるようタイマー設定(テレビの設定で可能)
  • ゲームも21時まで。次の日が休みの場合は少し緩くなることも…。笑
  • スマホは高校生になるまでは持たせない方針(理由は後述)

この「明確な時間制限」があることで、子ども自身にも「今日はここまで」と意識づけができ、入眠準備に入りやすくなりました。

パパ先生
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睡眠時間や時間制限は翌日の起床時間に合わせてあげればいいと思います。我が家では、6時には起きてほしいので21時〜6時までの9時間は寝て欲しいという思いがあってそうしています。


なぜスマホは持たせないのか?トラブルは想像以上に多い

私自身、中学校教員として強く感じているのは、SNSやスマホを巡る友人間のトラブルが年々増加していることです。

  • LINEのグループからの仲間外れ
  • SNSの“いいね数”をめぐる争い
  • TikTokやYouTubeでの悪ふざけ動画投稿

ネットいじめ、過去最多2万件超 文科省の全国調査(日本経済新聞)

ネットいじめは年々増加傾向にあります。実際に中学生と接していても、感情が未熟なためにSNSで攻撃をしてしまったり、相手の感情を理解できない文面だけで判断してまったりして、思わぬケンカやトラブルに発展するといった報告もよく上がってきます。それを受けて、我が家では「スマホは高校生になってから」という方針を定めました。


スマホにももちろん“価値”はある

とはいえ、私はスマホを全否定しているわけではありません。

スマホが持つメリット:

  • 位置情報確認で安心できる(登下校や習い事)
  • LINEで素早く連絡がとれる(保護者・友達とも)
  • 友人関係のきっかけとしても有効(共通話題・ゲーム・SNSなど)

リスクとリターンは常に表裏一体。

「持たせない」か「どう使わせるか」を、親子で考えることが大切です。

パパ先生
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光があれば影があります。影の部分ばかりに目を見張るのではなく、両方の側面をしっかり見極めて、子どもとしっかりコミュニケーションをとることが大切です。


対策としての“誓約書”と“ルールの共有”

我が家では、今後スマホを持たせるときのために、親子のスマホ利用誓約書を準備しています。

  • 使用時間・場所の制限
  • SNS使用時のルール
  • トラブルが起きた場合の対応

などを明記し、親子でサインする形式にする予定です。

【ブログに掲載できる誓約書フォーマット例】

スマホ利用に関する親子の約束(誓約書)

  1. スマホを使う時間は、〇〇時〜〇〇時までとします。
  2. 夜〇〇時以降は使いません。就寝前の1時間は見ません。
  3. 勉強中はスマホを見ません。通知もオフにします。
  4. SNS(LINE・Instagram・YouTubeなど)を使うときは、トラブルが起きたらすぐに親に報告します。
  5. 知らない人からのメッセージやフォローは許可しません。
  6. 位置情報サービスやアプリのインストールは、親に確認してから行います。
  7. スマホを使っていいこと・よくなかったことを、定期的に話し合います。

私はこのスマホを、責任を持って使います。

守れなかった場合は、〇〇日間、使用を一時停止することに同意します。


  • 子ども署名:_______(〇年〇月〇日)
  • 保護者署名:_______(〇年〇月〇日)

パパ先生
パパ先生

親には親の持たせた責任、子供には子供の使う責任があります。その責任をお互いにしっかりと果たしていくことで、信頼関係も身につけることができるでしょう。買い与えたら終わりになっている保護者が多いですが、しっかり最後まで責任を持って欲しいと思います。

図表:ブルーライトと睡眠・学習への影響

要素影響説明
ブルーライトメラトニン抑制寝つきが悪くなる・入眠時間が遅れる
スマホ長時間使用睡眠時間の減少日中の集中力低下・記憶力低下につながる
就寝前の動画視聴交感神経が刺激されるリラックスできずに眠りの質が下がる

まとめ:家庭の方針が子どもの健康を守る

  • スマホやYouTubeが“悪”なのではなく、「どう付き合うか」が鍵
  • ブルーライトの影響やSNSトラブルなど、リスクはあるが対処は可能
  • 家庭ごとに合ったルール作りと、親子での信頼関係が大切

スマホと健康のバランスをとる第一歩として、まずは「家庭のルールづくり」から始めてみませんか?

パパ先生
パパ先生

スマホは健康も友人関係も壊してしまうほど、破壊力のあるものです。でも上手く使えば友達づきあいにも、学習にも良い影響を与えます。しっかり親子で使い方などを確認して、健康的なスマホのつき方を実践してください!See you! 👋

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