本記事からわかること
- be動詞の基礎的な意味と使い方
- 一般動詞との違い
- 「I am like soccer.」はなぜ間違い？
- ルールは「主語＝名詞」で考える！
本記事の想定読者
- 小学生〜中学生の生徒
- 小学生〜中学生の子供を持つ保護者
- 英語学習に悩んでいる人
本記事の優位性
- １０年以上中学校で英語を教えている英語教師が解説
- 英語が苦手な生徒も得意な生徒もいる中で教えてわかりやすく教えてきた経験がある
今回から、英文法に特化した記事を作成していきたいと思います。日々の授業を受けたり、学習していく中での素朴な疑問などは、こちらでわかりやすく解説いたします！
be動詞は「＝」と覚える！
be動詞とは、is / am / are の総称です。
be動詞は？って聞かれたら
「 is, am, are! 」
と答えられるようにとにかく何回も暗唱して覚えててしまいましょう。笑
日本語の意味としては、「なる」「である」という意味を持つ動詞ですが、これは日本語にない概念なので、初心者には分かりにくいのが当然です。
そもそも英語を日本語で理解しようとすることが難しいと感じています。しかし、そうはいっても英語を英語のまま直感で理解しろ！といってもできる人とできない人もいるので、まずは日本語を使って丁寧に解説していきます！
たとえば…
- I am a student.
- He is my friend.
- They are tired.
など、主語によって形が変わるのが特徴です。
余談ですが、be動詞のbeというのは is, am, are の原形です。少しわかりにくい人は、ポケモンのイーブイがbe動詞で、サンダースやブースター、シャワーズなどがis, am, are…に変化（進化）するくらいで覚えてもらって大丈夫です。笑
出典：ポケットモンスターX ポケットモンスターY 公式サイト
主語とbe動詞の組み合わせ
| 主語 (Subject) | be動詞 (Verb) |
|---|---|
| I | am |
| You | are |
| He / She / It | is |
| We / You / They | are |
この上の表の組み合わせは何度も確認しましょう！
基本的に、複数形（人や物の数が２以上）は全て”are”を使います。
“am”は主語が”I”の時だけしか使いません。多くの場合は”is”が使われることになります。
he（彼＝男性）、she（彼女＝女性）は、主語が人の名前のときにも同じです。Ken＝男性＝heなので”is”、Tomoko＝女性＝sheなので”is”が使われます。
よくある間違い「I am like soccer.」はなぜダメ？
ここで、中学１年生によくあるミスをご紹介します。
間違った表現： I am like soccer.
正しい表現： I like soccer.
【ポイント】
- be動詞は「主語＝名詞」が成立する場合に使う
- 私（ I ）＝サッカー（ soccer ）にならない
- 成立しない場合は、like / play などの一般動詞を使う
図解でわかるbe動詞と一般動詞の使い分け
I am a student.（私＝生徒が成立しているのでOK）
I am soccer.（私＝サッカーが成立していないのでNG）
I play soccer. または I like soccer. が正しい形となります。
または、I am a soccer player. とすればOK！（私＝サッカー選手は成立する）
まずはこの基準で自分で英作文をするときには試してみてください。また試験では、I am soccer.が正しいかどうか、という問題が出題されるかもしれません。そんなときも、すぐに判断できると思います！
ここまでの腕試しと答え合わせ
下の文章の（ ）内から正しいものを選び、◯で囲みましょう。
- She ( is / am /are ) a teacher.
- I ( am / like ) dogs.
- They ( is / am /are ) my friends.
- Papa teacher ( is / am /are ) cool.
- You ( are / play ) soccer.
全部問題が解けたら、下の解説をご覧ください。間違ってもOKなので、迷ったらどっちか選んでみましょう！
解答&解説
- She is a teacher.（sheとセットのbe動詞は “is” です）
- I like dogs.（私＝犬が成立しないのでNG。パパ先生なら “I am a dog.”も正解？笑）
- They are my friends.（theyとセットのbe動詞は “are” です）
- Papa teacher is cool.（パパ先生＝heなので、heとセットのbe動詞は “is” です）
- You play soccer.（あなた＝サッカーが成立しないので “play” が正しいです）
何問正解できましたでしょうか？間違えてしまった問題は、再度ページトップに戻ってしっかり復習してみてください！
おわりに
英語の文は大きく分けるとbe動詞の文か、一般動詞の文しかありません！
そのうちの半分の作り方を覚えることは、とても大事なことです。
be動詞は「＝」の関係になる！「主語＝名詞」の形になる場合はbe動詞、そうならない場合は一般動詞と覚えておけば、まずは最初の難関はクリアできます！
正しい理解と、間違いやすい点を体系的に覚えておくことで、後の文法もすらすら理解できるようになります！
これからも一緒に勉強して、英語マスターになりましょう！See you! 👋
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