
【本記事からわかること
- AIの発達によって変わる英語学習の何が問われているのか
- ChatGPTを使った学習法
- 上手な利用だけではなく、自分の言葉を持つことの重要性
想定読者
- 生成AIを使って英語学習してみたい小・中学生
- 小学生や中高生の英語学習に関心のある保護者
- 生存力としての英語力を考えたい教員や教育関係者
AIがあれば英語はいらない?
「英語を話さなくても、AIが全部翻訳してくれるし助けてくれるよ。」
そんな声も聞かれるようになった現代。
たしかにChatGPTやDeepLの発達は驚異です。
- ChatGPTは「東大合格レベル」の質問に答えられる
- TOEICでは「900点以上」のレベルとも言われている
そんな中、YouTubeでこんな動画を発見しました。
動画:日本経済新聞 【英語教育】AIあるのに、なんで英語勉強するの?【NIKKEI Film】
この動画に出会った瞬間、衝撃を受けました。

確かにAIがいれば英語学習も必要ないのかも知れないな…
でも、動画を見ていく中で、先生と小学生の会話の中にこんなやりとりがありました。
「AIがもし失礼なことを言ったら、それは誰のせいかな?」
「あなた(発信者)のせいでしょ。」
その声には、AIとの共存社会で次世代を生きぬく子供たちの謙虚な姿勢がありました。
では、どんな英語学習・英語教育が今後求められていくのでしょうか?
結論:生成AI✖️英語学習がカギ!
積極的な活用例
1. ChatGPTでスピーキング練習
- 「Let’s practice English with me.」と音声入力すれば、自然に会話が続きます
- 発音チェックや文法チェックも難なくOK
2. ChatGPTで英語日記を添削してもらう
- 「今日はサッカーした」を英語で書いて、正しく表現できたか確認する
- 「Please correct my English.」と言えば正しく訂正してくれる
意見の放棄=怠惰
生成AIを使って宿題などをこなそうと考えたり、実際に使ったりしている生徒もよく見受けられます。
- 「これ、AIが考えただけだから。」
- 「よくわからないけど、これでいいや。」
これは「意見の放棄」です。もっと言えば「怠惰」です。
AIを使うことがダメなのではなく、「AIを使って何を伝えたいのか」を持ち続けることが、今の英語学習に求められています。
英語落語家の桂かい枝さんも「文化や感情を伝えるのは人の力、AIには難しい」と動画の中で語っていました。

生成AIはあくまで手段。それを使って何を伝えたいかという目的を見失わないようにすることが大切です。
ネルソン・マンデラ氏の言葉
If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head.
If you talk to him in his language, that goes to his heart.
「人が理解できる言葉で話せば、それはその人の頭に届く。
その人の言葉で話せば、それは心に届く。」
AI時代の英語学習は、ただの技術ではなく「伝えるための手段」として体実していくこと。
それが、これからの教育のカギになるのではないでしょうか。

生成AIを今後使わない手はないと思います。その中で、どうやって共存していくかを考えることが、私たちの使命ではないかと思います。
AIに使われるのではなく、AIを使うことができる人間になるためには「敵を知って己を知る」ことが大切です。
AI=怖いもの、と言う概念は捨ててください。AIはすでにみなさんの身近な存在になっています。AIと英語教育・英語学習が交われば、もっともっと効率的な学習が可能になると思います。
これからも、私自身たくさんの使い方を実践していきたいと思います。See you! 👋
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