
英単語の意味、なんとなくで覚えていませんか?
「語源(ごげん)」を知ると、初めて見る単語でも意味がスッと理解できることがあります。
この記事では、英単語の「接頭語」—つまり単語のはじめにつくパーツ—に注目して、
pre- / com- / in- の3つを学んでいきます。
中学生にもわかりやすく、図解とクイズ形式で楽しく学べる内容にしています!
接頭語とは?
英単語の語源の中でも、「接頭語(prefix)」は単語のはじめについて意味を加えるパーツです。
たとえば:
- transport = trans(超える)+ port(運ぶ)→ 超えて運ぶ → 輸送
- televison = tele(遠くの)+ vision(見る)→ 遠くのものを見る → テレビ
意味をパーツで分解すると、単語の成り立ちがイメージできます。


パパ先生
こうやって覚えることで単語学習が効率的になります!
前回紹介した記事も併せてご覧ください。
pre-(前に)を使った単語
pre- は「前に」「先に」を表す接頭語です。

以下の例を見てみましょう:
- preview(予告)=pre + view(見る)→ 先に見る
- prepare(準備する)=pre + pare(整える)→ 前もって整える
- predict(予言する)=pre + dict(言う)→ 前もって言う
- prevent(防ぐ)=pre + vent(来る)→ 先に来て止める
【クイズ】次の単語の意味は何でしょう?
- preschool
- prepaid
- pretest
▶︎答えを見る
- preschool:就学前の(保育園・幼稚園)
- prepaid:前払い済みの
- pretest:予備テスト
com-(一緒に)を使った単語
com- は「共に」「一緒に」という意味を持つ接頭語です。

例を見てみましょう:
- combine(組み合わせる)=com + bine(結ぶ)
- communicate(伝える)=com + municate(共有する)
- compete(競う)=com + pete(求める)→ 同じものを求めて争う
- community(共同体)=com + unity(ひとつ)→ 一緒の集まり
【クイズ】com-の意味を想像して、次の単語の意味を考えてみましょう!
- compose
- compare
- companion
▶︎答えを見る
- compose:作曲・構成する(com + pose「一緒に置く」)
- compare:比べる(com + pare「並べる」)
- companion:仲間(一緒にパンを食べる人)
in-(中に/否定)を使った単語
in- には主に2つの意味があります:
- 中に(into)
- 〜でない(not)

「〜でない」の意味で使われる in-
- incorrect:正しくない(in + correct)
- invisible:見えない(in + visible)
- inactive:活動していない(in + active)
「中に」の意味で使われる in-
- input:中に入れる(in + put)
- insert:差し込む(in + sert)
- inject:注射する(in + ject:投げ込む)
【クイズ】in-は「中に」それとも「〜でない」?意味を予想してみよう!
- incomplete
- involve
- independent
▶︎答えを見る
- incomplete:不完全な(in = not)
- involve:巻き込む(in = into)
- independent:自立した(in = not)

パパ先生
英語力は想像力です!想像力を最大限に高めて勉強しましょう!
まとめ:接頭語のパワーで英単語がどんどん読める!
英単語は、パーツに意味がある「組み合わせの言葉」。
- pre- は「前に」
- com- は「一緒に」
- in- は「中に/〜でない」
このたった3つを覚えるだけで、あなたの語彙力は大きくアップします!
次に新しい英単語に出会ったとき、語源に注目してみてくださいね。

パパ先生
語源から学んで、効率的に単語力を伸ばして行きましょう! See you! 👋
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