
🌻はじめに|夏休み、親だって大変です
ついに始まった夏休み。子どもにとっては最高の日々が訪れようとしています。
学校がないので、子どもが家にいる時間がどうしても増えがちな夏休みに起こってしまうのが保護者の「イライラ💢」。
- ダラダラしてばかり…
- ゲームばっかり…
- 言っても聞かない…
毎日何度も怒ってしまって、あとから自己嫌悪…。
「怒りたくて怒ってるんじゃないのに」と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。

できれば怒りたくはないけど怒らないとやってらんない!という保護者の方の気持ちもよくわかります。笑 今回は、できるだけ、保護者も子供も楽しく夏休みを過ごすためのヒントを一緒に考えていきましょう。
夏休みの宿題に関する親の向き合い方についても記事を書きました。一緒に参考にしてもらえたら嬉しいです。
👀そのイライラ、どこから来ている?
怒りという感情の背景には、必ず「期待」や「不安」が隠れています。
たとえばこんな例…
イライラする場面 | 背景にある感情や期待 |
---|---|
子どもがゲームばかりしている | 「健康に悪いのでは?」「もっと勉強してほしい」 |
何度注意してもやめない | 「親の言うことをちゃんと聞いてほしい」 |
宿題をやらない | 「提出できなかったら困る」「計画的にやってほしい」 |

怒りとは、期待とのギャップから生じるものであるとも言われています。期待することは悪いことではありませんが、期待しすぎてしまう部分もあるのが本音ではないでしょうか。
🧠まずは「自分が何にイライラしているか」知ろう
子どもに対する怒りを減らす第一歩は、
「自分のイライラの正体」を知ることです。
「どうしてこんなに腹が立ったのかな?」と立ち止まり、
- 何がイヤだったのか
- なぜ期待したのか
- そもそもそれは本当に必要なことなのか
を一度頭の中で整理してみましょう。

こうすることで、一度冷静になることができます。怒りを一度、自分の頭で鎮めることも大切な判断です。
🛠️イライラを仕組みで減らす!具体例紹介
感情でぶつかるよりも、「ルール」や「仕組み」で防ぐ方がずっと効果的です。
🎮ゲームの時間でイライラするなら…
仕組みの例:
- スマホ・テレビにタイマー設定(例:22時以降は自動で電源オフ)
- 使用時間を見える化(スクリーンタイムなどのアプリ活用)
- 「週に〇時間」制にし、使いすぎた日は翌日の時間が減る仕組みにする
ポイント:「勝手にやめて」ではなく「自分で調整できる仕組み」にすることで、子どもの自主性も育ちます。

仕組み化する事で、子供も自分で判断することができるようになります。
👨👩👧「なぜダメなのか」を一緒に考える対話のススメ
「夜遅くにゲーム=悪」ではなく、
「なぜダメなのか?」を一緒に言語化することで、親子の理解が深まります。
🔍対話の例
👦「なんで夜遅くにゲームやっちゃダメなの?」
👩🦰「寝不足になると、体や頭に悪いんだよ。次の日もだるくなっちゃうでしょ?」
👦「うん、学校ある日は眠くなる…」
👩🦰「だから、夜は早めに終わらせて、朝またできるようにしたらどうかな?」
納得のない制限は反発を生みます。対話の積み重ねが、怒らずに済む関係を育ててくれます。
💡スマホ=悪?思い込みを見直そう
スマホ・ゲーム・YouTube…。
「目に悪い」「依存する」「無駄」など、マイナスイメージばかりがどうしても先行しがちです。
でも実際には…
- ゲームで英語や歴史を覚えた
- YouTubeで工作や料理に興味を持った
- SNSで思いやりやマナーを学んだ
使い方次第では“学びの種”にもなります。
まずは「なぜそれを使っているのか」を、子ども自身に聞いてみるのが第一歩です。

否定ばかりするのではなく、肯定的な意見を親自身が自分で考えることも大切ですね。
📝まとめ|怒りではなく、仕組みと対話で夏を乗り切ろう
保護者のイライラは、実は「子どもを思う気持ち」から生まれています。
でも、その伝え方が「怒り」になってしまうと、親も子もつらくなるだけ。
- イライラの理由を冷静に整理する
- 感情より仕組みで対応する
- 一緒に「なぜ?」を考える時間を作る
この3つを意識するだけで、夏休みがぐっと穏やかになるかもしれません。
子育てに正解はありません。でも、「怒らなくても伝わる方法」は、きっと見つかります。
この夏は、そんな“伝え方の選択肢”を少しだけ増やしてみませんか?

今年の夏休みは、できるだけ怒る回数を減らしてみることを意識してみると良いですね。みんなにとって、過ごしやすい夏休みを過ごしていきましょう!See you! 👋
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