当ブログでは、3ヶ月でTOIEC400点から800点に成長したパパ先生が、英語が苦手でも半年でTOEIC700点を目指すための記事を解説しています
最初に読むべきTOEIC700点を目指す勉強法とロードマップはこちらの記事で解説しています
英単語が時間をかけずに効率的に学習できれば、余った時間で英文法などの学習に充てることもできます

時間は有限。使うべきところに時間を使いましょう。
TOEICに出てくる英単語は全部覚えられない
TOEICでスコアを上げるために、最初にぶつかる壁が「単語が覚えられない」という悩みです
TOEICで使用されている単語総数は、10,000語以上と言われています
大前提として、全ての英単語を覚えることは不可能です
それにも関わらず、
こんな学習方法をしている人がいます
当ブログではTOEIC700点を目指すために、次の方法をオススメしています
1冊の単語帳「TOEIC L&Rテスト英単語ターゲット1100」と無料アプリ「ターゲットの友」を使った、書かない単語学習法についてはちらの記事で詳しく解説しています

勉強をするほど知らない単語によく出会います。
それを、いちいち書いて覚えていたら非効率です
前回の記事では「単語を推測する方法(語源やストーリー)」を解説しました。今回はさらに踏み込んで、文型と接尾語を使った推測法を紹介します。
TOEIC本番で役立つ文型から動詞の意味を考える
文型を知れば動詞の意味を理解できる
英語には5つの文型があります

みなさんこんな疑問を持ったことはありませんか?

なんで同じ単語に複数の意味があるの?
例えば、getという単語を見てみましょう
getには、「得る」「到着する」「なる」などの意味があります
では、
のgotの意味はどうやって決まるのでしょうか?
答え:文型で決まる
文型から動詞の意味を考える
第1文型(SV)存在・移動
方向を示す単語(to, for, around…)などがあれば移動になる
第2文型(SVC)S=C
S=Cは状態(〜である)、動作(〜になる)、印象(〜に見える)という意味を持つ
第3文型(SVO)影響を与える
SがOに対してVすることを表し、影響を与えたことになる
第4文型(SVO1O2)与える
O1(人)にO2(物)を与えるという意味になる
第4文型(SVO1O2)奪う【例外編】
take(時間がかかる), cost(お金がかかる), save(時間を省く), deny(与えない), owe(お金を借りる), charge(お金を請求する)といった動詞は例外として覚えましょう
第5文型(SVOC)OがCだと知覚する【知覚動詞の場合】
see(見る), smell(匂いがする), find(気づく)などは知覚動詞といいます
第5文型(SVOC)SによってOがCする【知覚動詞以外の場合】
知覚動詞以外であれば、SによってOがCするという意味になる
以上、文型から動詞の意味を考える方法の解説でした

最初は難しく感じますが、少しずつ慣れていこう。
TOIECで単語を理解するための品詞を特定する方法
ここまでで、文型から動詞の意味を推測する方法が理解できたと思います
最後にもう一つ、動詞の意味を推測しやすくする方法をお伝えします

Part5も時間をかけずに解けるようになります。
結論:接尾辞(単語の語尾)を見ると意味を推測しやすくなる
10個の具体例とともに確認していきましょう
- -able(〜できる):drinkable(飲料用の), usable(使用可能な)
- -ful(〜に満ちた):peaceful(平和な), careful(注意深い)
- -less(〜がない):homelss(家がない), careless(不注意な)
- -ic(〜的):economic(経済の), fantastic(素晴らしい)
- -ing(〜している):proimising(前途有望の), overwhelming(測りきれないほどの)
- -ive(〜の性質の):attractive(魅力的な), active(積極的な)
- -en(〜にする):shoten(短くする), weaken(弱める)
- -er(〜する人):employer(雇用主), interviewer(面接官)
- -ee(〜される人):employee(従業員), interviewee(面接を受ける人)
- -ward(方向):forward(前に), upward(上に)
これらはあくまで一例ですが、他にもまだまだ分類分けできるものがあります
アルファベットは26文字しかなく、その中でいろんな意味を作る必要がありました
だから、
ということもできます

英単語はセットで効率的に覚えてしまいましょう。
TOEICで実践できる推測法の使い方3ステップ
ここまで学んできた方法を、具体的にどうやって使って学習するのかを解説します
- 英文で、知らない単語に出会ったら「何文型か」を判断する
- 判断した文型から、動詞の大まかな意味を推測する
- 文型だけでは判断できない場合は、接尾辞で意味を推測する
- どうにも難しい場合は、飛ばして先に進む
これで、ただ単語の意味がわからずに悩んでいるよりも、効率的に判断することができます
TOEIC公式HPに掲載されている、実際の問題で確認しましょう

この問題は、最後の単語の品詞を問う問題です
この場合には、以下のような判断をします
次に、接尾辞で動詞の種類を特定していきます
そのため、答えが D: complicatedということになります

この判断を、本番では約10〜20秒で行っていきます。
今回紹介しきれていない判断方法もあったと思います
それについては、まとめてPDFなのでリンク配布したいと思います
まとめ:TOEICで素早く問題を解くための英単語推測方法
今回の記事では、「文型や接尾語から動詞の意味を推測する方法」を解説しました
- 文型を知れば動詞の意味を理解することができる
- 第1文型:存在・移動
- 第2文型:S=C
- 第3文型:影響を与える
- 第4文型:与える(例外:奪う)
- 第5文型:【知覚動詞】OがCだと知覚する【それ以外】SによってOがCする
- 接尾辞で単語を推測することもできる
特に、筆記問題の最初に当たるPart5は、時間をかけずにサクサク進めていきましょう
それが、700点達成のための近道です
そのためには、知らない単語の意味を推測する力が必要となります
単語の学習方法については、
- TOEIC700点を目指すための英単語完全攻略【その1】
- TOEIC700点を目指すための英単語完全攻略【その2】(本記事)
- TOEIC700点を目指すための英単語完全攻略【その3】
で解説しています
まだ見ていない記事がありましたらご確認ください。

半年でTOEIC700点を目指して、頑張っていきましょう。
コメント