TOEIC700点を目指すための英単語完全攻略【その3】

はじめに

この記事では、英語が苦手でも半年でTOEIC700点を目指す方法を、3ヶ月でTOEIC400点から800点に達成したパパ先生が解説していきます

英単語が時間をかけずに効率的に学習できれば、

余った時間で英文法などの学習に充てることもできます

パパ先生
パパ先生

時間は有限。使うべきところに時間を使いましょう。

分からない英単語は比べて推測せよ!

大前提として、英単語を全部覚えることは不可能です

そのため、試験でわからない単語が出てきた時の対策として

  • 文型から推測する
  • 語源から推測する
  • 見なかったことにする
パパ先生
パパ先生

未知の単語を推測する方法を、たくさん理解しておくと良いです。

イコール関係(=)を使って推測

例文とともに確認していきましょう

The word benevolent is similar to benefit.

benevolentは「優しい、情け深い」という意味があります

パパ先生
パパ先生

なかなか難しい単語ですね…。

benefitという単語に似ているため、良い意味の単語ということは理解できるはずです

ポイント

分からない単語も、イコール関係がある単語を見つけて推測することができる

イコール関係を示すものは、以下のようなものがあります

  • SVCになっている全ての動詞(be動詞、知覚動詞、変化を表す動詞)
  • as(=)
  • like(≒)
  • mean(≒)
  • close to (≒)
  • be similar to(≒)…など

同格関係に気づくことができれば、未知の単語を推測することができます

反対関係を使って推測

例文とともに確認していきましょう

The weather was frigid, but the room was warm.

frigidは「極寒の」という意味があります

しかしbutで対比されている部屋がwarm(暖かい)であれば

反対の意味である「寒い」かな、ということが分かります

ポイント

分からない単語も、反対関係がある単語を見つけて推測することができる

反対関係を示すものは、以下のようなものがあります

  • instead of A(Aの代わりに)
  • A rather than B(BよりもAしたい)
  • far from A(Aには程遠い)
  • but(しかし〜)
  • however(しかしながら〜)
  • contrary to A(Aに反して)
  • by contrast(それに対して)
  • differ from A(Aとは異なる)… など

反対関係に気づくことができれば、未知の単語を推測することができます

因果関係を使って推測

例文とともに確認していきましょう

Tom caused trouble in class, so the teacher was upset.

トムがトラブルを起こした→先生はupsetした

upsetは怒ったという意味ですが、因果関係から推測することが可能です

ポイント

分からない単語も、因果関係がある単語から推測することができる

因果関係を示すものは、以下のようなものがあります

理由→結果

  • cause(〜を引き起こす)
  • mean(〜を意味する)
  • so that(〜なので)
  • for the sake of(〜のために)

結果←理由

  • because(なぜなら)
  • due to(〜のために)
  • thanks to(〜のおかげで)

あえて無視する

当たり前の話ですが、英文では主節が大事です

次の例文で、いちばん伝えたいことはなんでしょうか?

I was reading books when my father got home.(父が帰ってきた時、私は本を読んでいた)

この場合の主節は、I was reading booksになります

なぜか?

いちばん大事なところは、主節だから。

主節の探し方は、簡単です

ポイント

主節とは、動詞の前に接続詞や関係詞がない文のことを指す。

先ほどの例文をもう一度見てみましょう

  • I was reading books
  • when my father got home.

①の文の動詞の前には、接続詞も関係詞もありません

②の文の動詞の前には、接続詞whenがあります

よって、主節は I was reading booksということになります

主節以外は最悪無視する

なぜこの話をしたかというと、

主節以外のところが読めなくて、試験時間に間に合わないということがよくあるからです

前回、文型についての話をしました

英語の文型は、5文型だけです

  • SV
  • SVC
  • SVO
  • SVOO
  • SVOC

これだけです

ではなぜあんなに長い文章になるかというと、余計な修飾語(M)がたくさんあるからです

例文を見てみましょう

Tom, who often talks loudly with his friends during class without paying attention to the teacher, caused a problem in the classroom yesterday after lunch, which made the teacher very angry in front of all the students.

この長い英文の本質はなんでしょうか?

答えは、これです

Tom caused a problem in the classroom, so the teacher got angry.

前半部分は、

  • S: Tom
  • V: caused
  • O: a problem

後半部分は、

  • S: the teacher
  • V: got
  • C: angry

ということになって、非常にシンプルです

このように、分かりにくい修飾語は飛ばしてしまいましょう

パパ先生
パパ先生

文の本質だけを見る訓練も必要ですね。

まとめ:TOEICで素早く問題を解くための英単語推測方法

今回の記事では、「さまざまな関係から推測する方法と、本質を見抜く方法」を解説しました

この記事のまとめ
  • イコール関係(SVCを作れる動詞, as, likeなど)から推測する
  • 反対関係(instead of, but, rather thanなど)から推測する
  • 因果関係(cause, so that, for the sake ofなど)から推測する
  • 分からない修飾語は無視する
  • 主節は、動詞の前に接続詞や関係詞がない文のこと
  • 主節の文を訳せればOK

特に、筆記問題の最初に当たるPart5は、時間をかけずにサクサク進めていきましょう

それが、700点達成のための近道です

そのためには、知らない単語の意味を推測する力が必要となります

単語の学習方法については、

で解説しています

まだ見ていない記事がありましたらご確認ください。

パパ先生
パパ先生

半年でTOEIC700点を目指して、頑張っていきましょう。

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