TOIEC700点を目指すための文法完全攻略【助動詞】

はじめに

この記事では、英語が苦手でも半年でTOEIC700点を目指す方法を、3ヶ月でTOEIC400点から800点に達成したパパ先生が解説していきます

この記事では、TOEIC700点を目指すために必要な文法について解説していきます

パパ先生
パパ先生

丸暗記しようとせず、納得しながら文法を学んでいきましょう。

助動詞には2つの意味がある

ほとんどの場合、中学校では助動詞の1つ目の意味しか習いません

  • can(〜できる)
  • must(〜しなければならない)
  • should(〜するべき)
  • may(〜してもよい)

しかし、助動詞には2つ目の意味があります

  • can(〜と言うことがありうる)
  • must(〜に違いない)
  • should(〜するはずだ)
  • may(〜かもしれない)

2つ目の意味は、大きく分類すると「推量」の意味になります。

例文とともに確認していきましょう

He must be a tacher.(彼は先生に違いない)

可能性がほぼ100%の場合に使用します

He should be a teacher.(彼は先生なはずだ)

可能性はやや低くなりました

He can be a teacher.(彼は先生と言うことがありうる)

可能性は50%くらいになりました

He may be a teacher.(彼は先生かもしれない)

可能性はさらに低くなりました

  • 助動詞には2つ目の意味がある
  • 2つ目の意味は「推量」である

助動詞の3つ目の意味は「推量」と「後悔」

次の例文をご覧ください

He must have studied English.

彼は英語のテストで100点を取ることができるでしょうか?

答えは「できる」です

なぜならば、「彼は英語を勉強したに違いない」という意味だからです

推量を表す助動詞

  • may have p.p.(〜したかもしれない)
  • must have p.p.(〜したに違いない)
  • cannot bave p.p.(〜したはずがない)

例文とともに確認しましょう

He may have watched the movie.(彼はその映画を見たかもしれない)

現在完了形の形をとっているので、焦点はあくまで現在です

したがって彼は、その映画の結末を嬉しそうに話していた、と予想することができます

後悔を表す助動詞

  • should have p.p.(〜すべきだったのに、〜したはずだ)
  • ought to have p.p.(〜すべきだったのに、〜したはずだ)
  • need not have p.p.(〜する必要はなかったのに)

例文とともに確認しましょう

You need not have done it.(あなたはそれをする必要はなかったのに)

それをしてしまったがために、現在後悔している様子が目に浮かびますね

  • 助動詞には、3つ目の意味が存在する
  • 助動詞+have+過去分詞(p.p.)で作ることができる

will は強い意志を表す助動詞

次の例文を見てみましょう

It will be rainy tomorrow.(明日は雨が降るでしょう)

可能性的にはどの程度を予想したでしょうか

多くの人が50〜70%くらい?

と考えたと思いますが、will はそんな弱い意味ではありません

次の例文はどうでしょうか

Will you marry me? — Yes, I will!(結婚してくれますか?—はい、します!)

ここではどうでしょうか

ここの気持ちの割合が50〜70%だったら大変ですよね

will には、以下のような意味があります

  • 〜するつもりだ
  • 〜するだろう
  • 意志
  • 決意
  • 遺言

前半はさておき、後半にはとても強い言葉が並んでいます

will には、中途半端な決意ではなく、強い意志が宿っているのです

  • I will study English.(私は絶対英語を勉強する)
  • It will be rainy tomorrow.(明日は絶対雨が降る)
  • Oil will float on water.(油は絶対水に浮く)
  • The window won’t open.(この窓は絶対に開かない)
  • will には強い意志が存在する
  • will を見たら「絶対」を意識する

would と used to の共通点と相違点

共通点は過去の習慣

would と used to は両方とも「過去の習慣」を表すことができます

例文とともに見ていきましょう

I would[used to] play soccer.(私はよくサッカーをしたものだ)

では違いはなんでしょうか

相違点は現在との違い

used to には、現在との違いが現れます

例文とともに見ていきましょう

I used to play soccer but I don’t play soccer now.

かつてしていたが今はしていない場合、used to を使います

練習問題

I ( would / used to ) run in the park but I don’t now.

正しい選択肢はどちらでしょうか?

  • would
  • used to

答えは、現在との違いを明確に述べているので used to となります

そしてさらにもう1つ、明確な違いが存在します

used to は、過去の状態を表すことができる

練習問題で見ていきましょう

練習問題

There ( would / used to ) be a convenience store here.

正しい選択肢はどちらでしょうか?

  • would
  • used to

答えは、過去の状態を表すことができる used to です

「過去の状態」とは「進行形にできない動詞(=いますぐにやめられない動詞)」と覚えておけばOKです

  • would , used to は過去の習慣を表すことができる
  • used to は現在との違いを述べることができる
  • used to は過去の状態を表すこともできる

wouldとoftenはよくセットになる

would はよく often とセットになっていることが多いです

例文とともに見ていきましょう

I would often play baseball in this ground.(このグラウンドでよく野球をしたものだ)

過去を懐かしむ様子が目に浮かんできます

このように、would と often はよくセットで登場します

パパ先生
パパ先生

(  )often なら would を入れておけなんていう裏技もあったりします

ではなぜ、often がよくセットになるのでしょうか

それは先ほど紹介した will = 絶対で考えれば解決します

would は will の過去形です

つまり、

I would play baseball in this ground.

としてしまうと、絶対ここで野球をした、という意味になってしまいます

そこで、その絶対の意味を多少弱めるために使われたのが often です

I would often play baseball in this ground.

これなら現実的にもあり得る話になってきます

  • would は often とセットで使われやすい
  • will が持つ絶対の意味を弱めるために使われている

まとめ

  • 助動詞には2つ目、3つ目の意味がある
  • 2つ目の意味は「推量」
  • 3つ目の意味は「推量」または「後悔」
  • willを見たら絶対を意識する
  • would, used toは過去の習慣を表すことができる
  • used toだけ現在との違い、過去の状態を表すことができる
  • wouldはoftenとセットにして意味を弱めるために使われる

助動詞は英文の中にも頻繁に出てきます判別方法を理解することで、Part5の解くスピードが桁違いになってきます

単語と一緒に、文法知識も伸ばしていきましょう

パパ先生
パパ先生

Readingは特に時間配分が命です。時間をかけずに解けるようになりましょう。

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