この記事では、英語が苦手でも半年でTOEIC700点を目指す方法を、3ヶ月でTOEIC400点から800点に達成したパパ先生が解説していきます
この記事では、TOEIC700点を目指すために必要な文法について解説していきます

丸暗記しようとせず、納得しながら文法を学んでいきましょう。
疑問詞+to不定詞を一瞬で理解する方法
疑問詞+to不定詞にはいろいろな種類があります
しかし覚えておきたいことは
「疑問詞+to不定詞=疑問詞の意味+〜すべきか」
だけです
疑問詞の意味+〜すべきか
例文で見ていきましょう
1. what + to 不定詞
I don’t know what to eat.(何を食べるべきか分からない)
2. which + to 不定詞
Please tell me which book to read.(どの本を読むべきか教えてください)
3. who + to 不定詞
She doesn’t know who to ask.(誰に聞くべきか分からない)
4. where + to 不定詞
He can’t decide where to go.(どこに行くべきか決められない)
5. when + to 不定詞
I’m not sure when to start.(いつ始めるべきか分からない)
6. how + to 不定詞
Can you show me how to use this?(これをどう使うべきか教えてくれますか)

全て名詞句として使われていることもわかります。
It is 形容詞 for / of 人 to〜の使い分け
この英文は「形式主語構文」と呼ばれています
形式主語構文で、forをとるかofをとるかで迷った際には、
形容詞が人の性質かどうか
で判断しましょう
人の性質かどうかで判断
判断基準はこれだけです
人の性質を表す形容詞には次のようなものがあります
例文で見ていきましょう
It is kind of you to help me.
(助けてくれるなんて、あなたは親切ですね)
It is selfish of him to eat all the cake.
(ケーキを全部食べるなんて、彼はわがままだ)
It is clever of her to solve the problem quickly.
(その問題をすぐに解くなんて、彼女は賢い)
ofは部分-全体を表す前置詞
なぜ、ofが人の性質を表すのか
それは、
ofは部分-全体を表す前置詞だから
です
例えば、
I am a student of Papa Junior High School.(私はパパ中学校の生徒です)
a studentが部分、Papa Junior High Schoolが全体となっています

人の性質も、人の一部分であるためofを使用します。
不定詞の形容詞3パターン
不定詞の形容詞には3パターンあります
- SVの関係
- VOの関係
- 同格の関係
もう少し詳しく解説していきます
① SVの関係(不定詞の主語=名詞)
名詞が「〜する」側になるパターンです
I have a lot of homework to do.(私はやるべき宿題がたくさんある)
👉 homework が do の主語(宿題が「する」ではなく、「宿題をする」の主語が「私」ですが、意味上「宿題=する対象」になるのでSV型と呼ばれることが多い。
② VOの関係(名詞=不定詞の目的語)
名詞が「〜される」側になるパターンです。
I want something to eat.(私は何か食べるものが欲しい)
👉 something が eat の目的語(何か=食べられる対象)となっている。eat以降の目的語が欠けている状態。
③ 同格の関係(不定詞=名詞の内容)
名詞の中身を不定詞で説明するパターンです。
I had a chance to meet her.(私は彼女に会う機会があった)
👉 chance と to meet her が同じ内容(機会=彼女に会うこと)となっている。
be to不定詞=〜することになっている
例文で見てみましょう
The meeting is to start at 10 a.m.(会議は午前10時に始まることになっている)
また、be to不定詞には5つの意味があります
- 予定
- 意図
- 可能
- 運命
- 義務
be to不定詞が出てくるたびに、上の5つから考えるのは時間がかかってしまいます
そのため、
be to不定詞=〜することになっている
だけ覚えておきましょう
予定(~することになっている)
The train is to leave at 7 o’clock.(その電車は7時に出発することになっている)
未来の予定を表す語句とともに使われやすい
意図(~するつもり)
He is to become a doctor someday.(彼はいつか医者になるつもりだ)
可能(~できる)
No one is to be found in the room.(部屋には誰も見つけることができない)
受動態かつ否定文で使われやすい
運命(~する運命にある)
They were never to meet again.(彼らは二度と会う運命ではなかった)
過去形で使われやすい
義務(~しなければならない)
You are to follow the rules.(あなたはその規則に従わなければならない)
強い命令を表す場合に使われやすい
be to不定詞とSVCの判別はbe動詞の前後で判断
判別方法は次のとおりです
例文で見ていきましょう
My dream is to be a doctor.(私の夢は医者になることです)
My dream = to be a doctor.なのでSVCであることがわかります
The train is to leave at 7 o’clock.(その電車は7時に出発することになっている)
The traoin ≠ to leave at 7 o’clock.なのでbe to不定詞であることがわかります
このように、be動詞の前後関係ですぐ判断できるようになりましょう
SVOCで補語(C)の位置にto不定詞を取る動詞
第5文型SVOCで、補語(C)のところには原則to不定詞をとります
例文で見ていきましょう
My mother told me to go to school soon.(私の母は私にすぐ学校に行くように言った)
I want you to carry my bag.(私は、あなたにカバンを運んで欲しい)
He asked me to help him.(彼は私助けるように頼んだ)
他にもto不定詞をとる動詞はたくさんあります
① 依頼・命令・強制
② 勧誘・助言・勧告
③ 許可・禁止
④ 誘発・原因
⑤ その他
SVOCで補語(C)の位置に原形をとる動詞
原形をとる動詞は次の5つです
- make
- have
- let
- 知覚動詞
- help
それぞれ例文で見ていきましょう
① make(Oに〜させる)
👉 強制的に「〜させる」という意味
The teacher made the students clean the classroom.(先生は生徒たちに教室を掃除させた)
② have(Oに〜させる/Oに〜してもらう)
👉 自然な流れで「〜させる」「〜してもらう」
I had my brother carry my bag.(弟にかばんを運ばせた/運んでもらった)
③ let(Oに〜させてあげる)
👉 許可や容認の「〜させてあげる」
She let me use her computer.(彼女は私にパソコンを使わせてくれた)
④ 知覚動詞(see, hear, feel, watch, notice など)
👉 Oが「〜するのを(見て/聞いて/感じて…)知覚する」
I saw him cross the street. (彼が通りを横切るのを見た)
進行形(〜しているところ)や過去分詞(〜されるのを)をとることもあります
⑤ help(Oが〜するのを助ける)
👉 「Oが〜するのを手伝う」※to不定詞をとることも可能(help O to do)
She helped me solve the problem.(彼女は私がその問題を解決するのを手伝った)
SVOCで補語(C)の位置にingをとる動詞
SVOCの補語(C)には原則toi不定詞が入り、それ以外の場合は原形が入ります
しかし次の動詞は例外的にingを取ります
- keep
- catch
- find
例文を見てみましょう
① keep(Oを〜し続けさせる)
👉 Oが「ずっと〜している状態にする」継続している途中なのでing
She kept me waiting for an hour.(彼女は私を1時間待たせた)
② catch(Oが〜しているところを捕まえる)
👉 Oを「〜している現場で見つける/捕まえる」途中を捕まえるのでing
The police caught him stealing a bike.(警察は彼が自転車を盗んでいるところを捕まえた)
③ find(Oが〜していると分かる/見つける)
👉 Oが「〜している状態であると気づく」途中で気づくのでing
I found my cat sleeping on my bed.(ベッドの上で猫が寝ているのを見つけた)
代不定詞の省略ルールとは?
代不定詞とは、
重複している部分を省略してtoだけで代用すること
です
例文で確認しましょう
I want to go to the park, but I don’t have time to.(私は公園に行きたいが、行く時間がない)
She will study abroad, and her brother also wants to.(彼女は留学する予定で、彼女の兄もしたいと思っている)
He promised to help me, but he failed to.(彼は私を助けると約束したが、そうしなかった)
省略する理由は、
「同じ言葉を繰り返すことを嫌うから」
これが本質です
この記事のまとめ
不定詞は文法問題としてたくさん出てくる内容ではありません
しかし長文の中ではたくさん出てきます
核心を理解することでより分かりやすくなったはずです
単語と一緒に、文法知識も伸ばしていきましょう

Readingは特に時間配分が命です。時間をかけずに解けるようになりましょう。
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