この記事では、TOEIC700点を目指すために必要な文法について解説していきます

接続詞は2つに分かれる

接続詞は大きく次の2つに分かれます。

• 等位接続詞
• 従位接続詞

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等位接続詞

等位接続詞は、「文と文」「単語と単語」「句と句」などをつなぐ働きを持ちます。

具体的には次のような接続詞です。

and, but, or, for, so, yet, nor

💡 等位接続詞は、従位接続詞に比べて数が非常に少ないのが特徴です。

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例文

I have a dog and a cat.（私は犬と猫を飼っている）

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for「〜というのも…だから」

for は前置詞でも知られていますが、接続詞として使うときは「←」のように因果関係を示し、述べた内容に補足を加えます。

前置詞の後ろには名詞、接続詞の後ろには文が続くため、見分けは簡単です。

He may be ill, for he looks pale.（彼は気分が悪いかもしれない。というのも顔色が悪いからだ）

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so「その結果〜」

so は「→」の方向を示す因果関係の接続詞で、for とは逆の意味を持ちます。

He was sick, so he was absent.（彼は病気だった。その結果、休んだ）

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nor「〜もまた…ない」

否定文の後で続けて使い、後ろに節が来る場合は疑問文の語順になります。

I have never been there, nor will I go.（私はそこへ行ったこともないし、これから行くこともない）

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yet「しかし」

yet は現在完了形で使われる印象が強いですが、接続詞として使うと「しかし」の意味になります。

意味としては but とほぼ同じです。

He’s pleasant enough, yet I don’t like him.（彼はとても感じの良い人だが、私は好きではない）

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従位接続詞

従位接続詞は「文と文」をつなぐ働きを持ちます。

代表的な接続詞は次の通りです。

although, when, if, while, because, where…など

💡 従位接続詞は等位接続詞に比べて数が多く、意味の幅も広いです。

When I saw him, he was running.（私が彼を見たとき、彼は走っていた）

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接続詞は原則、副詞節を取る

接続詞は基本的に副詞節を導きます。

つまり次のような形になります。

• 接続詞 + S + V, S + V
• S + V, 接続詞 + S + V

例外的に if, whether, that は名詞節を取ることもあります。

ここでは if と whether の違いに注目して見ていきましょう。

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if・whetherの使い分け

ifの用法

節の種類	意味	例文
副詞節	もし〜ならば	If it’s sunny tomorrow, I will go shopping.（もし明日晴れたら、買い物に行く）
名詞節	〜かどうか	I don’t know if it will be sunny tomorrow.（明日晴れるかどうか分からない）

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whetherの用法

節の種類	意味	例文
副詞節	〜であろうとなかろうと	Whether you succeed or fail, you have to do your best.（成功しようが失敗しようが、ベストを尽くさなければならない）
名詞節	〜かどうか	Whether she likes it is another story.（彼女がそれを好きになるかどうかは別の話だ）

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いろいろな意味の接続詞

「時」を表す接続詞

接続詞	意味	TOEIC頻出例文	日本語訳
when	〜するとき	Please call me when you arrive at the office.	会社に着いたら電話してください
while	〜している間に	She took notes while listening to the presentation.	彼女はプレゼンを聞きながらメモを取った
before	〜する前に	Please submit the report before noon.	正午までに報告書を提出してください
after	〜した後で	We’ll start the meeting after everyone arrives.	全員が到着した後で会議を始めます
until / till	〜するまで	The store will be open until 10 p.m.	店は夜10時まで営業しています
by the time	〜する頃までに	By the time we finish the project, I’ll be on vacation.	プロジェクトが終わる頃には私は休暇中です
since	〜して以来	We’ve known each other since college.	私たちは大学時代からの知り合いです
every time / each time / any time	〜するたびに	Every time I visit that store, it’s crowded.	その店に行くたびに混んでいる
the first time	初めて〜したとき	I met him the first time I joined the company.	入社したとき、彼に初めて会いました
the next time	次に〜するとき	Let’s have lunch the next time you come to Tokyo.	次に東京に来たときはランチをしよう
the last time	最後に〜したとき	I saw her the last time we held a meeting here.	最後にこの場所で会議をしたときに彼女に会いました

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「条件」を表す接続詞

（一覧・例文はそのまま掲載可能。文法・句読点調整済）

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as long as と as far as の違い

接続詞	用法	意味
as long as	条件	〜する限り
as far as	範囲・認識	〜の限りでは

As long as you are quiet, you can be here.（静かにしている限り、ここにいても良い）

As far as I know, he is a teacher.（私が知る限り、彼は先生です）

💡 as long as は「条件」

💡 as far as は「知識・見解の範囲」を表す

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「対比・理由・譲歩・様態・場所」を表す接続詞

それぞれの接続詞を以下にまとめます。

対比

接続詞	意味	例文	日本語訳
while	〜する一方で	While our sales increased, our expenses also went up.	売上が増えた一方で経費も上がった
whereas	〜であるのに対して	The old model is heavy, whereas the new one is lighter.	旧モデルは重いのに対して新モデルは軽い

理由

接続詞	意味	例文	日本語訳
because	〜なので	The flight was delayed because of bad weather.	悪天候のためフライトが遅れた
since	〜なので（理由をやわらかく）	Since you’re here early, let’s start the meeting now.	早く来たので今から会議を始めよう
now that	〜なので（状況が変わった今）	Now that the project is finished, we can take a break.	プロジェクトが終わったので休めるね

譲歩

接続詞	意味	例文	日本語訳
though / although	〜だけれども	Although it was raining, the event went as planned.	雨が降っていたがイベントは予定通り行われた
even if	たとえ〜でも（仮定）	Even if it costs more, we should choose the safer option.	高くても安全な方を選ぶべきだ
even though	実際に〜だけれども	Even though the price is high, many customers buy it.	実際に値段は高いが多くの顧客が買う
whether	〜であろうと	We’ll proceed whether they agree or not.	彼らが同意しようとしまいと進める

様態

接続詞	意味	例文	日本語訳
as / the way	〜するように	Please fill out the form as explained in the email.	メールで説明したようにフォームに記入してください
as if / as though	まるで〜のように	He talks as if he were the manager.	彼はまるでマネージャーのように話す

場所

接続詞	意味	例文	日本語訳
where	〜する場所で	Let’s meet where we had lunch last time.	前回ランチをした場所で会いましょう

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この記事のまとめ

• 接続詞は「等位接続詞」と「従位接続詞」の2種類
• 等位接続詞：and, but, or, for, so, yet, nor
• 従位接続詞：when, if, because, although など多数
• if / whether は副詞節にも名詞節にも使える
• as long as と as far as の違いは「条件」か「範囲」かで判断
• 文と文を正確につなげることで、英語の論理構造を明確にできる

接続詞は一見地味ですが、文章読解に欠かせない大切な要素の１つです。核心を理解することでより分かりやすくなったはずです。

単語と一緒に、文法知識も伸ばしていきましょう